ある古生物化石研究者が12月25日、MTR沙田駅の壁の大理石ブロックの中に大量の古生物の化石を発見したと発表した。26日の香港メディアによると、研究者の竜徳俊氏は沙田駅の改札口の内外の壁の大理石ブロックの中にアンモナイト、腹足類(螺)、双殻類といった軟体動物の外殻の化石を発見したことをフェースブックページ「Fossils Hong Kong」で明らかにした。年代は1億年以上前とみられる。アンモナイトの化石の断面も発見され、内部の気室の構造が見られるという。竜氏は先にMTR欣澳駅の壁面の石灰岩ブロックの中からも古生物の化石を発見している。

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