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香港―経済

洪水橋で高層住宅の開発進む

最新の施政報告(施政方針演説)で「北部都会区」の開発戦略が提示され、洪水橋から深セン前海を結ぶ鉄道を建設されて新界北部の中核ビジネスエリアとなることが市場の焦点となっている。10月13日付香港各紙によると、近年、多くの大手デベロッパーは同エリア内の土地を購入し、一部は大型団地の建設を進めている。業界では同エリアで今後、商業物件以外にも大量の住宅物件が供給され大きな変化がもたらされるとみている。デベロッパーは続々と保有用地の開発計画の変更を申請。最も多くの用地を持つのは新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)で、敷地面積は約43万3000平方フィート余り。先に都市計画委員会に高層住宅開発への用途変更を申請している。30階建て以上の住宅を9棟、5階建て住宅を4棟建設し、約4829戸の住宅を供給する。中信泰富(CITICパシフィック)も洪水橋に保有する3.6ヘクタールの用地の用途変更を申請し、41階建て高層住宅を10棟建設し、約3680戸の住宅を供給する計画だ。また長和実業が同エリアで開発している住宅物件は早ければ10月中に発売される。

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