特区政府は4月6日、非香港住民の入境限制を別途通告するまで延長すると発表した。
同日の香港メディアによると、同措施はもともと14日間の期限で実施され、4月7日で終了する予定となっていた。政府スポークスマンは「新型コロナウイルスの世界での流行が深刻であり、香港で過去2週間に確認された感染者のうち約70%が潜伏期間に海外に滞在していたか、感染者との密接な接触者であるため、この制限措施の延長を決定した」と述べた。5日に空港から入境した旅客は813人で、措置が実施される前の3月24日に比べ82%減。うち非香港住民はわずか7人だった。
政府が3月25日午前零時から14日間実施すると発表した措置は以下の4項目。(1)海外の国・地域から航空機で香港に到着するすべての非香港住民の入境を認めない(2)中国本土、マカオ、台湾から入境する非香港住民は、過去14日間に海外の国・地域に滞在した場合は入境を認めない(3)香港国際空港は一切のトランジットサービスを停止(4)マカオ、台湾からの入境者は香港住民であるかを問わず、すべて14日の強制検疫を受けなければならない――。
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