2月24日に全国人民代表大会(全人代)常務委員会が「関於全面禁止非法野生動物交易、革除濫食野生動物陋習、切実保障人民群衆生命健康安全的決定」に関する提案を承認し、野生動物の取引および消費の全面的な禁止を宣言したことを受け、深セン市人民代表大会常務委員会は25日、「深セン経済特区全面禁止食用野生動物条例」を公布した。
2月27日付香港各紙によると、この条例ではイヌ、ヘビ、野鳥、カエル、スッポンなどは野生動物とみなされ食べてはいけない。人工的に飼育、繁殖されたものであっても食用は禁止だという。違反して食用した場合、客は2000~2万元の罰金となり、店の経営者にはその5倍の罰金が課されるそうだ。食べてもよい動物は9種の家禽・家畜(豚、牛、羊、ロバ、ウサギ、鶏、鴨、ガチョウ、ハト)と食用が禁止されていない水生動物となっている。
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