深セン市政府は5月18日、昨年12月の公務員試験で初めて香港マカオからの採用枠を設け、このほど香港籍公務員4人を採用したことを発表した。5月19日の広東省メディアによると、今回採用された4人のうちの黄科毅氏は、かつて中国本土の大学に進学したことがあり、福田区福保街道弁公室で勤務することとなった。もう1人の頼宇輝氏は80人余りの中から抜擢され、深セン金融監督管理局に勤めることとなった。粤港澳大湾区発展計画要綱では香港マカオ住民のうち中国国民が本土の国有企業に勤めることや、本土の公務員試験を受けることを推進する旨が盛り込まれていた。深センは昨年12月、香港マカオから選抜する5つの公務員ポストを設け、香港マカオ市民446人が受験した。

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