「新起点・新使命・新行動―文化強国の構築へのベイエリア文芸革新」と題し、中華民族の現代文明の重要な展示窓の建設を助力する第3回港澳大湾区文芸協力サミットが6月28日から30日まで深セン市で開催された。今回のサミットにおいて、中国文学芸術サークル連盟は、中国文化芸術サークル連盟香港会員協会・マカオ文化サークル連盟と協力覚書をサインし、後者らはさらに中国文学芸術サークル連盟に統合されることになるという。香港とマカオの代表からも、中華文明の伝統文化や中国の理念と価値観などを伝承・発展し、これらをさらに世界中に広げ、外国文化との交流を深めるよう、全国の文学者と芸術家と共に協力すると述べた。
さらに今回のサミットでは、初の『粤港澳大湾区文芸発展指数報告書』が発表された。報告書は指数の形式で大湾区の文芸発展の現状を評価・研究し、異なる現象と例の分析から、ビッグデータ分析に基づいた指標システムを検討し設立することで、デジタル化で大湾区人文建設を推進し、現在中国の文芸発展に標準化された評価システムを欠けているという空白を埋めるようとなっている。そのほか今回のサミットは再びその容量を拡大し、広州美術学院とマカオ文化サークル連盟など7つの文芸組織と先端文化企業らが新メンバーとして参加した以外に、さらにジャオ・ツンイ文化館と粤港澳大湾区広州青年映画・テレビ創作人材基地など、13か所の大湾区文化機関や文芸組織を粤港澳大湾区文芸交流協同建設の初回協力相手として招き入れた。サミット期間にも「粤港澳大湾区優秀ダンス作品巡回ツアー‐深セン」「ハーモニー・ベイエリア―粤港澳大湾区美術作品展示会」と「粤港澳大湾区マジック人材育成コース」などの文芸イベントが開催された。

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