香港市民の間で粤港澳大湾区の医療発展に対する関心が高まっている。8月23日付香港各紙によると、30億ドルを投じて設立された深セン市初の香港資本による私立総合病院「新風和睦家医院」が10月以降に運営を開始する予定だ。同病院には50の専門科が設置され、ベッド数350床を擁する。新風天域集団の首席執行官で和睦家医療総裁の呉啓楠氏は同病院について「ハイエンド路線を打ち出し、深センと粤港澳大湾区の中高所得層をサービス対象にした総合病院」と説明。350床の病室はすべて個室で、アジア最高の私立病院を目指すという。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。