深セン湾大橋で9月2日、自家用車が中国本土方面を走行中にコントロールを失い海に転落する事故が発生した。3日の香港メディアによると、事件は2日午後9時18分に発生し、深セン湾大橋を本土に向かって走行中にコントロールを失ったとみられる自家用車を目撃したと警察に通報があった。自家用車は車線を横切り、道路脇の鉄柵に衝突し、海に転落したとみられる。多数の救助隊員が現場に到着して捜索を開始。警察は橋の上でブレーキをかけた痕跡を発見し、車のタイヤや消防艇、警察の巡洋艦が橋の下の海を捜索した。現場は真っ暗なため、救助隊による捜索と救助は徹夜で行われたが困難を極めた。
転落した自家用車を運転していたのは香港税関の上級職員(46歳)で、救助され病院に搬送されたが後に死亡した。3日も橋の現場の徐行車線は依然として閉鎖されており、警察は事件の証拠収集を続けている。正午の時点で、警察は海に転落した自家用車を引き揚げる手配をし、その後、さらなる捜査のために自家用車を引き揚げてバージ船で運び去った。

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