習近平・国家主席は１０月１２日に広東省に赴き、１４日に行われる深セン経済特区成立４０周年記念式典に出席して重要講話を発表する。１３日付香港各紙によると、中央政府は１１日、「深センが中国の特色ある社会主義先行モデル地区を建設する総合改革試行実施方案（２０２０～２５年）」を発表し、深センの「粤港澳大湾区の建設における中核的エンジン機能」を増強し、「社会主義現代化強国の都市の模範」をつくり、さらに「よりハイレベルの深センと香港の協力推進」を提示することを明確に示した。方案では深センの５年間の目標が設定され、２０２５年までに重要な分野の改革で象徴的な成果を得て、全国の制度建設のために重要なモデルを示すことを目指す。広州市中山大学港澳珠三角研究中心の鄭天祥・教授は今回の方案を「深センの第２次改革開放の正式な幕開け」と形容。４０年前の第１次改革開放は香港がけん引し、香港が資金と産業を深センにシフトさせたが、第２次改革開放は深センが筆頭となって粤港澳大湾区の発展をけん引すると解説。特に科学技術イノベーションの面で深センはすでに頭角を現していると述べた。
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