香港大学の管理クラスについて再び人事異動が発表された。10月23日の香港メディアによると、北京の清華大学に籍を置いている中国本土の学者2人がこのほど、香港大学副学長への推薦を受けた。1人は清華大学工業工程系主任の申作軍氏で、香港大学で研究担当副学長に就任する。もう1人は地球系統科学系主任の宮鵬氏で、学術発展担当副学長に就任する。27日の校務委員会会議での承認を経て任命され、が行われ、早ければ来年1月に着任、任期は5年となる。申氏は清華大学工業工程系の主任であると同時に工業工程系の党委員会委員でもある。申氏が香港大学副学長に任命されれば、中国共産党党員の身分を持つ者が初めて香港大学の管理クラスを務めることとなる。
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