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華南―経済

港珠澳大橋経由の輸出入1000億元超

統計によると2024年1月から6月まで、港珠澳大橋を経由した輸出入総額は1044.1億人民元に達し、前年比16.4%の増加だった。そのうち建築材料の輸出入総額は34.71億人民元となっており、前年比23%の増加が見られた。港珠澳大橋の24時間通関サービスと一連の企業優待政策の実施に連れて、一部の企業は生産本部を珠海市に移転し、物流方面において大きな利点を得たという。例えば、珠海市金湾区に移転したファーイーストファサード(珠海)リミテッドは、金湾区から貨物を積み込み、わずか3時間で香港とマカオの市場に無事到着できる。物資購買部の責任者によると、現在一日に発送する貨物の40車両に達しており、港珠澳大橋の効率的な通関プロセスは納期を大幅に短縮し、企業の競争力を有効的に向上しているという。

建築材料輸出入額の急速な成長は、港珠澳大橋珠海公路口岸の活力のある対外貿易の縮図に過ぎない。港珠澳大橋の機能が拡張と最適化されつつ、香港とマカオの空港・周辺の港・粤港澳の物流システムに合わせて、今の港珠澳大橋珠海公路口岸は高級貨物・香港とマカオへの生鮮食品・越境電子商取引パッケージなどの物の高速な輸出入チャネルで、粤港澳大湾区の総合物流ハブとなっている。情報によると、税関は今も徐々に車両検査システムを優化しており、また、より便利な貨物内容検査や申告と納税のプロセスを大幅に推進している。

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