中国本土での新型コロナウイルス肺炎流行は緩和傾向が見られている。
2月29日の星島日報(電子版)によると、国家衛生健康委員会の統計では28日に本土31省・自治区・直轄市で新たに確認された感染者は427人。うち湖北省が423人、その他の省市区ではわずか4人で、単日では過去最低。上海市を含む26省市区でゼロだった。深セン市では1週間連続でゼロとなっている。
上海では28日正午現在、累計感染者が337人で、うち43人が安定、9人が危険、3人が重症、279人が退院、3人が死亡となっている。これは上海で治癒した割合が80%を超えていることを意味する。
上海では小売業がすでに全面再開し、スーパー、デパート、ショッピングモールはほぼ100%開店。防疫條件を満たしたレストランは店内飲食を再開した。深セン空港では53本の国內線が運航を再開した。
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