特区政府は近年、湾仔北部の3つの政府ビルを撤去する準備を進めている。7月7日付香港各紙によると、3つのビルを撤去した跡地には新たな展示会施設、ホテル、高級オフィスビルを再開発する計画で、初歩的な開発案が公開された。特区政府商務及経済発展局は香港貿易発展局(HKTDC)に技術研究を委託し、再開発範囲に52階建ての商業施設を建設することを提案。高さは近隣のセントラルプラザと同等で、10階までは展示会施設として3万平方メートルの展示ホールと会議場を提供する。これにより湾仔の会議・展示会の会場面積は50%拡大することになる。中間の27フロアはオフィス、上層部は500室の客室を備えたホテルとなる。不動産業界ではこの湾仔北の再開発プロジェクトはセントラルの新ウォーターフロントに続いて注目される開発用地となり、落札価格は約250億~300億ドルと見込まれている。
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