新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行に伴いイベントがネットでの開催に変更されるケースが多いが、1月8日から2月7日までの1カ月間、「2021地元農水産物美食カーニバル」がネットで開催されている。1月8日の香港メディアによると、カーニバルでは100軒以上の地元農家が参加して、地元の農水産物や珍味を幅広くネット販売したり、地元の野菜を収穫して即日配送することで鮮度を確保している。参加しているのは、魚類や牡蠣の養殖農家、有機農家、認定農家、伝統的な高級野菜農家、水耕野菜農家などがある。魚農自然護理署は市場の需要に応じて、地域の農業・水産業の持続的な発展に向けて、生産性向上、品質向上、販売拡大を目的とした新技術の導入を支援してきた。カーニバルでは、消費者にこれらの品質の高い製品の生産を知ってもらうため、農水産物の展示コーナーを設置。農業ゾーンでは、地元のトマト、サツマイモ、ブロッコリーの特徴や栽培技術を紹介するバーチャル農園を紹介している。 漁業ゾーンでは漁業技術、漁業製品、レクリエーション漁業の動画や写真を紹介し、製品の特徴や使用されている新技術を紹介している。またカーニバルでは、地元の農水産業や製品に関する一連の短いビデオを提供しており、一般の人が自宅にいながらにして地元の農水産業の発展をより深く理解しながら、質の高い地元の農水産物を購入することができる。
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