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香港―社会

火鍋の食材、品質検査はすべて合格

これから香港は気温が下がり冬本番がやってくるが、この時期から食べる機会が増えるのが中華風火鍋。そのシーズンに先駆け食物安全中心(CFS)は、香港域内で販売される火鍋用食材のサンプル調査を行い、その結果を11月27日に発表した。同日付政府公報によると、今回はレストラン、生鮮食品店、雑貨店、街市(公設マーケット)、スーパーマーケット、小売店、オンラインショップから採取したサンプル約315個について成分を調査。サンプルは肉類、ミートボールなどの肉製品、魚介類、フィッシュボール、イカボール、エビボールなどの魚介製品、豆腐などの豆製品、スープの素、ジュース、酸梅湯(サワープラムドリンク)、ソースなどだ。それらについて染料や防腐剤、添加物、金属の含有量のほか、セレウス菌やウェルシュ菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌など食中毒を招きやすい微生物の含有量を測定したところ、すべて基準を満たしており合格となった。香港では政府機関の食物安全中心が定期的に食品の安全基準について検査を行っており、毎年、旧正月用の中華風もちや中秋節の月餅、上海ガニなど、旬の食材にはとりわけ注目が集まる。

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