特区政府は7月27日に黄大仙区慈雲山で新型コロナウイルス(COVID―19)の無料検査を行うと発表した。28日付香港各紙によると、慈雲山では公共住宅5棟の全住民に対して中国本土系企業の中竜検験認証(香港)有限公司が無料で検査を行うこととなり、約4万人が対象となる。政府が先にタクシー運転手など4種類のリスクの高いグループへの無料ウイルス検査を開始したが、さらに1週間以内に検査対象を3グループに拡大する計画だ。拡大する対象は街市のテナント(約300カ所の街市)、ミニバス運転手(約1万4000人)、特殊学校宿舎職員(約900人)となり、先の4グループと合わせると検査対象は50万人を超える見込みだ。

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