香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―政治

爆発物の実験基地で中学生4人逮捕

香港専業教育学院(IVE)観塘分校周辺で7月24日、不審な化学物質が発見され、現場では多数の火災の痕跡があり、「黒暴」(暴動)が再燃したのではないかとの疑いが高まっていると警察が発表した。25日付香港各紙によると、警察は24日の事件の詳細として、大量の化学物質、少量の爆発物、実験器具一式、ガスマスク、斧、サーベル、スタンガンなどを押収し、すぐに中学生4人を逮捕したと述べた。警察は、逮捕者の一部が化学物質をオンラインで購入し、現場で複数回の検査を行ったことを認めたと発表しており、政治的目的に関与しているかどうか、管理されているかどうかなど、逮捕者の犯行動機について詳しく捜査していると説明。他人に操られているか、彼らに共犯者がいるかどうかが捜査の焦点となる。

逮捕された4人の中学生は13歳から15歳で、それぞれ「爆発物所持」「爆発物製造の共謀」「無許可銃器所持」の疑いで起訴された。逮捕された2人は友人で、約7年前から知り合いで、観塘地区と秀茂坪地区に住んでおり、学校に通っていることがわかっている。うち1人は暴力団の背景を持っている疑いがある。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから