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香港―経済

牛丼の「すき家」が旺角にオープン

大手牛丼チェーン「すき家」は12月13日、旺角エリアで1号店をオープンした。

運営するのは香港ZENSHO有限公司。香港店も日本国内同様で24時間営業となる。すき家は1982年に創業、現在世界でおよそ200国・地域に2000店舗を展開する。使用する食材を調達から加工、流通、店舗での販売までを一貫して自社で運営する、マス・マーチャンダイジング・システムを導入し、一貫した安全管理体制を構築、高品質のよいものを手軽な価格で実現させている。また食の安全や品質を徹底して管理するため、全店舗を直営で運営している。

海外店は中国本土、タイ、マレーシア、台湾、ベトナムなどに続き、香港は初進出となる。旺角店はカウンター席、テーブル席を含め全42席。日本人スタッフも常駐する。12日午前9時のグランドオープン時には、外にはすでに長い行列ができた。日本同様に、米はコシヒカリ、牛肉は主にアメリカ産使用し、牛丼のタレも日本と同じものを使う。

ファミリー層にも気軽に来てもらえるよう、丼サイズはS、M、L、LLあり、牛丼(S25ドル、M29ドル、L39ドル、LL45ドル)を中心に、焼肉丼(M39ドル、L42ドル、LL69ドル)、カレー(S44ドル、M46ドル、L58ドル)のほかにも香港限定メニューとして「コンビネーション丼」が登場。焼肉と焼き鳥のコンビネーション(M72ドル、L75ドル)や牛丼と焼肉のコンビネーション(M58ドル、L61ドル)などを提供する。サイドメニューやドリンクメニューも全5種提供する。

香港ZENSHO有限公司の西川洋司・総経理は「親日的で、日本にも観光で食の都なので庶民の舌もこえている ここで認めてもらえたら嬉しい。今後も様子をみながら香港発信の新たなメニューをつくってきたい」と話した。所在地はG/F, 31 Argyle Road, Mongkok, KLN(旺角駅C2出口から徒歩3分)。

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