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香港―社会

特区救援隊51人をミャンマーに派遣

ミャンマーで3月28日、マグニチュード7.7の地震が発生し、甚大な災害を引き起こした。30日付香港各紙によると、中国の救助隊が29日朝にチャーター機でミャンマーの被災地に到着したのに続き、香港特区政府も51人からなる救助隊を急遽編成し、捜索救助活動に参加するために29日午後にチャーター機でミャンマーへ向かい、同夜ヤンゴンに到着した。李家超・行政長官は「救助隊員らは緊急時に人々を救助する上でプロ意識、無私無欲、そして勇敢さを体現しており、香港の誇りである」と語った。特区政府保安局の●炳強・局長は、救助チームの第2部隊は準備が整っており、必要に応じていつでも増援や交代のために現地に出向くことができることを明らかにした。政府は緊急災害救援プロジェクトに使用するために、災害救援基金から3000万ドルを確保した。

今回の捜索救助隊は消防副隊長が率いる51人で構成される。チームのメンバーには、消防士 41 名、保安局職員 4 名、入境処職員 2 名、医院管理局の公立病院救命救急センターの医師2名と看護師2名が含まれている。救助隊は、捜索救助犬2匹や、生命探知機、コンクリート切断工具、ドローン、衛星電話、各種爆破道具、探知レンズなどの捜索救助用具、ネットワーク接続を提供する自動衛星アンテナシステム、隊員の生活必需品など、総重量約9トンの救助用具も携行した。【●=登におおざと】

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