香港独立派組織「光城者」のメンバー6人が8月20日、区域法院(地裁)で国家政権転覆の扇動共謀罪を認めた。同日の香港メディアによると、昨年、「光城者」のメンバー7人が街頭でのチラシ配付と言論発表で「武装起義が政府転覆の唯一の方法」と呼びかけ、その後、警察の国家安全処に逮捕された。うち6人(16~26歳)は区域法院に出廷し、国家政権転覆の扇動共謀罪を認めた。未成年が香港版国家安全法に違反して有罪が確定する初のケースとなる。残り1人の被告である21歳男性はまだ修正版の起訴状を確認していないため、罪状認否の先送りが認められた。罪を認めた6人は昨年1月10日から5月6日の期間、武力や武力使用の脅し、そのほかの違法手段を通じて中国憲法によって確立された根本的制度を破壊し、中国の中央政府機関または香港の政権機関を転覆する国家政権転覆行為を扇動した。
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