粤澳合作連席会議が1月9日に広州市で開催され、珠海市とマカオ間の「医療機関間連携モデル」に基づくクロスボーダー医療搬送措置に関する《珠澳「医療機関間連携」クロスボーダー医療搬送行政部門覚書》が締結された。この覚書により、両地域間の医療搬送体制がさらに効率化され、住民の医療サービスへのアクセス向上が期待されている。「医療機関間連携モデル」は、珠海とマカオの医療機関が直接連携し、患者の迅速かつ安全な搬送を可能にする仕組みである。これにより、緊急時や高度な医療支援が必要な場合でも、地域を超えた医療資源の有効活用が実現する。今回の覚書締結は、この取り組みを制度的に強化し、持続可能な協力基盤を構築する重要な一歩と位置付けられている。
粤澳合作連席会議において、広東省とマカオ間の多分野にわたる協力は着実に深化している。特に「医療機関間連携モデル」の取り組みは、住民生活の質向上と医療分野での一体化促進において重要な役割を果たしており、その成功は他地域へのモデルケースとしても注目されている。

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