珠海学院が改称を計画して久しいが、新校名はすでに「経営管理学院」に決定し、「珠海」の2文字を取り去ることとなる。8月26日の香港メディアによると、改称は特区政府教育局の承認待ちとなっているが、同時に新学長の人選も最終段階に入った。現在、推薦を受けた学長候補者は1人だけで、北京師範大学ー香港バプテスト大学連合国際学院(UIC)常務副校長で文史・漢学研究学者の陳致氏の名が挙がっている。珠海学院は公式に認め、陳氏が同校の次期学長となり、10月28日に公開講演を行うことを明らかにした。陳氏は58歳で、北京市出身、北京大学歴史学部卒業。2000年からバプテスト大学で中文学部主任、文学院院長代行、創意研究院副院長などを務めた。70年余りの歴史を持つ珠海学院は近年、学生不足で廃校のうわさも流れていたが、昨年、中国本土の国有企業である厦門国貿教育集団の出資によって危機を脱し、続いて香港福建社団連会も出資することとなった。
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