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香港―社会

現段階で外出禁止令を出す意向なし

張建宗・政務長官は7月26日、公式ブログで目下のところ外出禁止令を出すつもりはないと明言した。

同日の香港メディアによると、張長官は新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行状況が悪化した場合について「政府は躊躇なくさらに厳しい措置を取り、店舗のさらなる営業制限と市民の外出を減少させる」と述べたが「ただし現段階では政府は外出禁止令によって市民の外出を制限するつもりはない」と付け加えた。今後2週間はウイルスのさらなる拡散を防止する鍵を握るため、市民に対してできるだけ家にとどまり、社交接触と外食の機会を減らすよう求めた。

ネット上では民主建港協進連盟(民建連)の周浩鼎・議員が行政会議での内容を引用し、香港のウイルス蔓延は制御不能となり每日平均100人以上の感染者が確認され、政府は短時間ではコントロールできないため、27日から「外出禁止令」を実施し、店舗を7日間閉鎖すると決定したとのデマが流れていた。

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