林鄭月娥・行政長官は9月22日、行政会議に出席する前の記者会見で、24日に期限となる防疫措置を10月1日まで7日間延長すると発表した。同日の香港メディアによると、林鄭長官は過去1週間に確認された新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)感染者のうち3分の2は海外からの流入ケースであることを挙げ、新型コロナウイルス流行第3波が地場感染の主だった状況と逆転したと指摘。地場感染ケース23件のうち感染経路が不明となっているのは7件に過ぎず、ウイルス流行状況は引き続き緩和されていることを表していると述べた。ただしコミュニティーには依然としてウイルス伝播チェーンがあるとして市民に警戒を緩めないよう呼びかけた。防疫措置の詳細については特区政府食物及衛生局が23日に記者会見で説明するという。
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