新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行第4波に対応して特区政府が12月10日から施行した防疫措置が23日で期限を迎えるが、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は21日、現行措置を来年1月6日まで2週間延長すると発表した。同日の香港メディアによると、陳局長は記者会見で「現在の新型コロナ流行状況は最も深刻で、最も鍵を握るとき」と形容。政府は過去1週間に社交距離に関する措置を大幅に引き締めたにもかかわらず、過去2週間に確認された感染者数は連日80~100人の高水準を維持し、感染経路不明の感染者が7日間で平均31人に上ったと指摘した。延長された防疫措置は以下となっている。(1)飲食店の店内飲食は午後6時から午前5時まで禁止。入店は定員の50%まで(2)宴席の人数は20人までで1卓2人までに制限(3)バー・居酒屋は引き続き閉鎖(4)フィットネスセンター、エステ・ネイルサロン、マッサージ店、運動施設は閉鎖――。
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