特区政府は2月1日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)対策の現行の防疫措置を14日間延長し、春節(旧正月)6日に当たる2月17日まで継続すると発表した。2日付香港各紙によると、公共の場での3人以上の集まり禁止、飲食店での午後6時以降の店内飲食禁止、指定業界の営業停止は引き続き実施されるが、屋外運動施設は限定的に開放される。ただし利用者は政府アプリ「安心出行」などでの記録が必要となる。張建宗・政務長官は専門家が香港の新型コロナ流行状況は依然深刻とみていることを挙げ、旧正月の連休前に社交距離措置を緩和するのは困難と指摘。影響を受けている業界は連休明けに営業を再開させることに理解を求めた。飲食業界では旧正月の繁忙期に約70億ドルの損失となる見通しを示した。
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