男児がイノシシ処分の見直し要求

特区政府漁農自然護理署が深湾道で７頭の野生のイノシシに麻酔を打った後に人道処分を行ったことが社会で物議を醸している。１１月２１日の香港メディアによると、ある９歳の男児が先ごろ、行政長官に書簡を送るとともに署名活動を開始し、政府にイノシシ退治の関連政策を見直すよう呼びかけた。漁農自然護理署は男児への返事で「野生イノシシは完全に無害な動物ではない。一部のイノシシが日中に度々出没し人間に接近するのは彼らの本能ではなく、共存の道であると錯覚すべきではない」と回答した。また２０１７年からイノシシに避妊を施した後に郊外に放つ方法を試みているが、数年の努力を経ても全体的状況は改善されておらず、郊外に放ったイノシシが再び市街地に戻って騒ぎを起こしていると指摘した。