香港島石澳のバーベキュー場で多くの人がマスクをせずにバーベキューを行っていたことが明らかになった。４月５日の香港メディアによると、新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行緩和を受けて石澳ではビーチが再開されたものの、バーベキュー場は同時再開されなかった。だが同日には約４０人がバーベキューを行い、大部分はマスクをしていなかった。特区政府康楽及文化事務署は３月３１日、１５カ所のビーチを再開すると発表。ただし遊泳客は５人以上集まってはならず、ビーチではマスク着用、ビーチ内のバーベキュー場は引き続き閉鎖するとの防疫措置が明示された。康楽及文化事務署はバーベキュー場の入り口を閉鎖し、各バーベキューサイトにはテープを張っていた。だが石澳ビーチではあるストアが店の前の空き地にプライベートなバーベキュー場を設け、店員がサービスを行っている。多くの顧客は１卓４、５人から８人。各テーブルの間も１．５メートル足らずとなっている。顧客らは５人以上集まってはならない規定を無視し、マスクを外してバーベキューに興じていた。
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