林鄭月娥・行政長官は1月14日午後6時に政府本庁舎で記者会見を行い、社交距離措置の延長を発表した。同日の香港メディアによると、当局の最新分析では新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行がまだ抑制できておらず、流行が激化するリスクがあるとみなしている。このため現行の社交距離措置を春節(旧正月)3日に当たる2月3日まで延長すると決定。延長措置には飲食店の夜間の店内飲食禁止、15種類の業界・施設の営業停止が含まれる。加えて大型イベントも中止せねばならず、歳末花市と新春花市が含まれる。旧正月明けにウイルス流行状況が顕著に逆行または激化しない限りは段階的に制限を受けている業界・施設の営業を緩和するが、ワクチンバブルを基礎とするという。また林鄭長官は2月3日以前に社交距離措置の緩和を検討することはないと指摘した。
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