天文台が10月22日に発表した最新の天気予報によると、フィリピンの東に位置する熱帯低気圧Tramiの勢力が徐々に強まると発表した。同日の香港メディアによると、北東モンスーンが週末近くに中国南部に到達すると、Tramiと北東モンスーンの複合的な影響に基づいて24日遅くから25日までにTramiが香港から800キロメートルの範囲に入るだろうと天文台は予測している。その際に天文台は台風警報シグナル1を発令する予定だ。シグナル3に引き上げる必要があるかどうかは、Tramiの動向と地域の風力の変化による。
「秋の低気圧は予測できない」といわれ、秋に形成される熱帯低気圧の移動経路や強さは夏に比べて複雑で変化しやすく、香港に与える影響も異なる。天文台の元副所長であるレオン・ウィンモ氏は、北東モンスーンとTramiの気流は同じ方向にあるため、天文台は北東モンスーンとTramiの気流が重なる可能性を考慮すると述べた。ただし現時点の天文台の9日間天気予報によると、香港で強風が吹く可能性はそれほど高くないため、シグナル8が発令される可能性は相対的に低いようだ。
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