チムサーチョイ・イーストにある香港科学館(香港サイエンスミュージアム)で7月8日から開催されている展示「The Big Eight-Dinosaur Revelation/八大・尋龍記」が好評だ。10月10日付政府公報によると、同日午後には50万人目の参観者を迎えた。これまでに毎日6000人が参観に訪れている計算になるという。この展示は香港特別行政区成立25周年記念イベントの一環で、ドイツ、スイス、オランダの博物館や文化機構から貸し出された8組の恐竜の模型を展示している。うち5組(トリケラトプス、アロサウルス、ヘスペロサウルス、ディプロドクス、ティラノサウルス)は本物の化石標本を使って骨組みを再現したもので、その中の1組は完成度が90%を超える珍しいものという。恐竜の骨格が非常に大きいため、今回の展示にあたり科学館では2000平方メートルにおよぶ展示スペースを確保。これほど大規模な恐竜展は2014年以来で、ティラノサウルス以外の7組の化石はこれが香港初公開となる。会期は11月16日まで。詳細は公式サイト(big8dinosaurs.hk)で案内している。(写真・政府新聞処)
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