政府が資金援助している3つの大学が香港第3の医学部設立を申請する意向で、提案書の提出期限が3月17日に締め切られた。18日付香港各紙によると、当局は、香港科技大学、バプテスト大学、香港理工大学から計3件の提案書を受け取ったと発表。香港科技大学の提案書は150ページに及ぶもので、これまでに20以上の医学部や医療機関と協定を結び、学生が多様な臨床経験を積めるようにしているという。バプテスト大学は、申請が承認されれば新医学部は「フロンティア統合医学部」と命名され、中国と西洋の医学思想を革新的な技術や最先端の研究と融合させることで医学の進歩を促進すると述べた。理工大学は、香港と粤港澳大湾区の医療ニーズを満たすため、さらに優秀な医師を育成する計画だと説明した。
香港は第3の医学部を建設する計画で、政府が設置した「新医学部設立準備作業部会」は最終的に香港科技大学、バプテスト大学、香港理工大学から計3つの提案を受け取った。作業部会は今年中に評価を完了し、香港の国際的な医療研修、研究、イノベーションの中心地としての発展を補完しながら、地元の医療サービスシステムの質の高い発展を支えるために、より多くの優秀な医師を育成できる計画を政府に進言する予定である。

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