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香港―社会

科興のワクチン第1陣が19日到着

バイオNテックの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンより先に科興生物の国産ワクチンが一足早く香港に到着することが分かった。2月17日の香港メディアによると、中国本土企業の科興生物は香港に供給するワクチンの第1陣100万本が早ければ19日に香港に到着すると発表した。一方、バイオNテックのワクチンは来週、香港に到着する見込みだ。ワクチンは北京から香港に空輸され、香港では来週にもワクチン接種が可能となる。3月上旬には優先接種の市民に対して接種が開始される。政府のワクチン顧問専門家委員会は16日に会合を開き、科興のワクチンはメリットの方がリスクより高いとの認識で一致し、緊急使用に向けて政府に推奨することを決定した。行政会議メンバーの林健鋒氏は、ワクチン顧問専門家委員会は18日にも政府に報告書を提出する見込みであることを明らかにした。林氏は「中央は香港の防疫対策を非常に支持しており、科興は特区政府の承認を得た後、1~2日以内にワクチンを香港に届ける準備ができている」と述べた。

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