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香港―政治

空港での記者襲撃で19歳男を起訴

香港国際空港で8月13日夜に発生したデモ隊による記者襲撃事件で、東区裁判法院(地裁)は19日、初公判を行った。

同日の香港メディアによると、中国本土紙『環球時報』の付国豪・記者が13日に空港でデモ隊に包囲され、不当に拘束、殴打された事件で香港警察は16日、葵涌で頼雲龍・被告(19歳)を逮捕し、違法集結と襲撃によって傷害を与えた罪で起訴。頼被告は19日、東区裁判法院に出廷し、保釈は認められず10月28日に引き続き公判が行われることとなった。

頼被告は7月14日に沙田の新城市広場で発生した事件で警官襲撃罪で起訴されており、23日に沙田裁判法院で公判が行われる。頼被告は小卒でホテルでのパート勤務、月収は8000ドル。香港出身で公共住宅に単身で居住。弁護人は頼被告が付記者を中央政府のスパイだと思って自衛のために襲ったと弁明している。

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