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香港―経済

空港の全自動快速診断システム研究開発

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行対策として空港など出入境ポイントの防疫強化が今後の世界のすう勢となる。12月28日付香港各紙によると、全自動快速多重診断システムの開発に携わっている香港理工大学の暫定協理副学長(イノベーション・技術開発)の劉楽庭氏は、このシステムは1時間以内に入境者が新型コロナに感染しているかどうかを検査できるだけでなく、その人の症状がどんな病気によるものかを診断できるというユニークな利点があり、香港のボーダー、出入境管理所、空港、港で使用することで長期的なウイルス流行状況を綿密に監視することができると説明した。研究開発チームは研究室の1つを小ロット生産スペースに転換してパイロット生産とトライアルプロジェクトに取り組んでおり、すでに十数台の装置を導入し、その一部はクイーンメアリー病院を含む地元の病院に設置され、医療従事者からのフィードバックを集めてシステムの最適化を図っている。

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