香港で10月8日、新たに2人の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の感染者が確認され、うち1人は感染経路不明の地場感染となり、地場感染者ゼロの記録に歯止めがかかった。10月9日付香港各紙によると、地場感染者は香港国際空港の貨物ターミナルHACTLに勤務する48歳の男性職員。L452変異種ウイルスが検出された。患者は大囲の金獅花園に居住し、多くのレストランやスーパーを訪れている。主に英国、欧州などの貨物に接触しており、貨物機のクルーから感染した疑いもあるとみられる。香港では2カ月余りにわたって地場感染は確認されていなかったが、51日連続の地場感染ゼロ記録に歯止めがかかった。
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