立法会は10月27日、今期最後の本会議を開催した。28日の香港メディアによると、立法会では13年ぶりに「お別れ議案」を審議し、出席したすべての議員の賛成を得て通過した。医学会選出の陳沛然・議員は棄権した。梁君彦・議長は今期立法会の任期が1年間延長されたことで46件の法案が可決され、通常の会期に比べて倍に上ったと指摘した。香港版国家安全法の制定と「議事規則」の改正によって議会に理性と実務が戻り、争議があるものの民生に有利な多くの法案が通過したと説明。可決した法案にはかつて棚上げされた個体廃棄物有料化なども含まれ、今期立法会は2008年以降で初めて会期中に処理できず失効した法案がなかったことを明らかにした。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。