立法会で6月15日、次期政府機構改革の決議案が可決された。16日付香港各紙によると、決議案は記名方式で採決され、出席議員80人、賛成77票、反対は新思維の狄志遠氏の1票、棄権は法律界選出の林新強氏の1票で通過した。10人の議員が採決を欠席しており、次期政府への参加が見込まれている民主建港協進連盟(民建連)の張国鈞氏、香港工会連合会(工連会)の麦美娟氏、香港城市大学生物医学工程講座教授の孫東氏が含まれている。狄志遠氏は15局に増える機構改革には賛成しているものの、副長官の増設については態度を保留していた。香港経済民生連盟(経民連)の林建鋒氏は、前回の大規模な政府機構改革案は10年前に民主派の議事妨害によって棚上げされ、香港の発展が停滞したと指摘した。
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