立法会で５月２７日、香港の選挙制度を改正する「２０２１年完善選挙制度（総合修訂）条例草案」が可決された。同日の香港メディアによると、同草案は賛成４０票、反対２票、棄権０票で通過。熱血公民の鄭松泰・議員と医学界選出の陳沛然・議員が反対票を投じた。特区政府政制及内地事務局の曽国衛・局長は先の審議の際、西側世論と地元の反体制派が改正案を民主の後退と批判していることに対し「いかなる地域も国家の安全と社会の安定を脅かす劣悪な反逆行為の発生を容認しない」と反論し、「香港の選挙制度は１国２制度の正確なレールに戻ってこそ引き続き前進できる」と強調した。
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