立法会で５月２７日から「国歌条例草案」の審議が再開されるのに当たり、ネット上では大規模ボイコット運動として議事堂包囲が呼びかけられており、香港警察は厳戒態勢を敷いている。
２６日の香港メディアによると、立法会議事堂一帯では２６日から警備を強化し、警官３５００人を配備しているほか、放水車２台を特区政府本庁舎と中央人民政府駐香港特区連絡弁公室（中連弁）の付近に待機させている。
ネットユーザーは２７日午前６時から車両のノロノロ運転や交通妨害、列車の運行妨害を発動し、議員が立法会議事堂に赴くのを阻止して会議を開けないようにすることを計画。車両の運転手とデモ隊に対し、３本のビクトリアハーバー海底トンネルと幹線道路を塞ぎ、完全に交通をマヒさせようと呼びかけている。
警察は「社会の安寧を破壊する違法行為は決して容認せず、果断に法を執行する」と強調。許可されていない集結を組織または実施した場合は公安条例に違反し、有罪が確定すれば禁固５年の刑となる可能性があると警告した。
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