７月１日のデモ隊による立法会襲撃でリーダー格とみられる若者の素性が明らかになったが、すでに米国へ逃亡したもようた。
６日の『星島日報』（電子版）によると、デモ隊立法会議事堂に侵入して占拠した際に会議場でデモ隊に撤退するなと叫び、政府に対する要求を読み上げていたのは香港大学の学生会会報『学苑』元編集長の梁継平氏であることが分かった。
本人がテレグラムを通じた『サウスチャイナ・モーニングポスト』の取材で認めた。さらに本人のウィーチャット・アカウントの朋友圈では香港を離れ米国に向かっていることが明かされている。
梁氏は25歳で、現在、ワシントン大学で政治学の博士課程を学んでいる。香港大学在学中は『学苑』で香港独立を主張する「香港民族、命運は自ら決める」という特集を組み、書籍『香港民族論』を発行。梁振英・前行政長官が２０１５年の施政報告で批判していた。
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