立法会司法及法律事務委員会は5月23日、法律改革委員会秘書処による香港の成文法系統性の検討作業の進展について討議した。同日の香港メディアによると、鄭若●・司法長官は、法律改革委員会秘書処が現段階ですでに74本の法例が適応化のため改正が必要であることを識別したと説明。中でもすでに過去のものとなった法例については、担当政策局がその法例を全体的に撤廃する意思を表明したという。多くの議員は政府に対し「女王陛下」「連合国王」「国務大臣」など植民地時代の言葉が残っている条文を速やかに識別し改正する必要があるとの認識を示した。弁護士でもある立法会議員の陳曼▲氏は関連政策局に対し、律政司と協力して速やかに香港成文法の「脱植民地化」を完了するよう要求。検討の過程では立法の原意を考慮するだけでなく、さらに1国2制度の下で全国的法律が香港の現地法律より上位であるとの基本法律原則を重視しなければならないと指摘した。【●=馬へんに華、▲=王へんに其】

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