海外に亡命した香港市民が立法会議員選挙の不投票を扇動した容疑で指名手配されている。12月19日付香港各紙によると、廉政公署(ICAC=汚職取り締まり署)は18日、裁判所の令状を得て元立法会議員の羅冠聡氏(28歳)、元大専学界国際事務代表団スポークスマンの張崑陽氏(25歳)、元区議会議員の李家偉氏(25歳)、劉珈●氏(26歳)、李軒朗氏(28歳)の5人を指名手配した。容疑は立法会選挙期間に公の活動で不投票または無効票の投票を他人に扇動したことから「選挙(舞弊及非法行為)条例」違反となっている。5人はすでに香港を離れている。ICACはこれまでに関連容疑で10人を逮捕し、うち2人を起訴した。指名手配されているのは今回の5人と元立法会議員の許智峯氏、元区議会議員の丘文俊氏を合わせた7人となっている。【●=さんずいに文】
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