2021年立法会議員選挙の立候補届け出が10月30日から始まり、11月12日に締め切られた。13日付香港各紙によると、地区別直接選挙枠の10選挙区、職能別選挙枠の28グループ、選挙委員会選挙枠で計154件の立候補届け出が選挙主任に提出された。直接選挙枠(20議席)で35人、職能別選挙枠(30議席)で68人、選挙委員会選挙枠(40議席)で51人が立候補。90議席すべて競争があり、初めて自動当選がいない立法会選挙となった。直接選挙枠では人民力量の元メンバーである曽麗文氏が新界北選挙区で立候補したことで10選挙区すべてに非親政府派の候補が出馬する。中でも九龍東選挙区は5人で2議席を争うため最も競争が厳しい。職能別選挙枠では医療衛生界が6人で1議席を争うほか、教育界も5人が出馬する。

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