香港政府観光局（ＨＫＴＢ）は４月１４日、２０２５年３月および第一四半期（１～３月）の観光統計を発表した。同日付プレスリリースによると、第一四半期の来港者数は延べ約１２２０万人で、前年同期に比べ９％増加した。コロナ禍以降の四半期としては最多だ。うち中国本土客が同６％増の９２５万人に上り、本土以外の国・地域からの旅行者は同１８％増の２９８万人に上った。ＨＫＴＢによると、本土以外の国・地域からの旅行者は第一四半期に引き続き安定した伸びを見せており、短距離市場では日本、韓国、台湾の旅行者の増加が目立ち、旅客数はそれぞれ前年同期比３０％以上増加したという。長距離市場は米国とカナダの旅行者が二桁増。オーストラリアの旅行者も同３２％増加した。一方、３月の来港者数は延べ約３８２万人で、前年同期に比べ１２％増加した。
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