行政会議メンバーで元香港金融管理局(HKMA)総裁の任志剛氏は9月6日、第14次5カ年計画と人民元国際化に関する論説を発表した。7日付香港各紙によると、任氏は「第14次5カ年計画の下、国内資本の流動促進と人民元国際化に協力することは香港が金融を発展させる鍵となる」と言及。現在の外部環境は100年に一度の変化を迎え、この情勢に適応するために香港は金融面でこの2つの役割を果たすべきと指摘した。「中国が世界最大の経済体となる時期はそう遠くない。市場は安心して人民元を発展させるべき」と述べ、業界にチャンスを生かすよう呼びかけた。
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