特区政府統計処は8月1日、2022年第2四半期の経済統計(見込み)を発表した。同日の香港メディアによると、第1四半期の実質域内総生産(GDP)伸び率は前年同期比でマイナス1.4%となり、第1四半期の同マイナス3.9%からマイナス幅は縮小した。主に対外貿易が低迷したことによる。前期比では0.9%となり、マイナス成長からプラスに転じた。個人消費の前年同期比伸び率はマイナス5.8%、輸出総額の同伸び率はマイナス8.6%、固定資産投資の同伸び率はマイナス3.0%だった。政府報道官は「香港経済は22年第2四半期にいくらか改善したが、改善程度は予想を下回った。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の改善と社交距離措置の緩和、政府の各種支援措置によって地場の活動は回復が見られている。だが最近の感染者数の増加と金融状況の引き締めが第2四半期後半の回復の勢いに影響を及ぼした」と説明した。第2四半期GDPの修正値と詳細な数値、22年通年の最新予測は8月12日に発表される。
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