第21回中国―アセアン博覧会(東博会)が9月24日ー28日まで広西チワン族自治区南寧市で開催されている。今回の展示総面積は20万平方メートル近く、アセアンと地域外の国の展示面積がメインの展示区の30%を占め、会期も従来の4日間から5日間に延長された。
今年は東博会の新段階のスタートであり、中国―アセアン人文交流年であり、中国- アセアン自由貿易区バージョン3.0交渉も間もなく完了する。東博会事務局の曽忠・副秘書長は、今回の東博会は展示配置が最適化され、新たに戦略や新興のテーマが追加され、新質生産力を展示し、デジタル技術、アセアンのハイテク製品、アセアン向けのファッション、人文交流などのエリアが新設されると説明した。メインの展示区には2000社以上の企業が出展しており、アセアンと域外の出展企業は800社余りで41%以上を占めた。世界500強、中国500強、業界有名企業およびユニコーン、「専精特新」「小巨人」などの成長型イノベーション企業は400社を超え、前回より15%増えた。
中国の参加企業はデジタル経済、新エネルギー自動車、グリーン低炭素などの新質生産力をアピールする。アセアン10カ国の出展ブランド企業が増え、ブルネイ・モラポートグループ、インドネシアのパーム油協会、フィリピンBDO銀行、シンガポール太平船務、タイ金冠斯バターなどのアセアン諸国の有名なブランド企業が引き続き出展する。SCO事務局、国連OSCEは初めての出展となる。
今回の東博会の経済貿易活動はより実効性の方向づけており、重要分野とアセアン協力を強調し、より専門化した。金融、原産地保護、法律、自由貿易試験区などを中心に、「デジタル人民元+」「生態原産地保護(PEOP)助力中国ーアセアン区域国際貿易可持続発展」、アセアン向けの弁護士の渉外実務交流活動、中国(広西)自由貿易試験区の質の高い発展と企業誘致促進会などの関連活動を開催し、中国とアセアン諸国の規則、規制、管理、標準などの面での交流とマッチングを推進する。
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