香港貿易発展局（ＨＫＴＤＣ）は９月１４日、輸出の景況を表す最新の輸出指数を発表した。１５日付香港各紙によると、第３四半期の輸出指数は２５．１で、第２四半期に比べ６．９ポイント上昇。輸出状況が改善されたことを反映している。ＨＫＴＤＣの関家明・研究総監は第４四半期も引き続き好転するとみるものの、景況の分かれ目である５０をはるかに下回っているため状況は依然として楽観できないと指摘。現在の状況からは先に予測した通年の輸出伸び率マイナス１０％を上方修正する余地は小さいとみている。一方、米国が「香港製造」のラベルを「中国製造」に変えるよう要求していることについて「産地証明は世界貿易機関（ＷＴＯ）が厳格に規定しており、香港には中国の産地証明を発行する権限がないため、米国の要求に合わせると多くの問題が発生する」と述べた。
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