特区政府統計処は1月28日、2021年第4四半期の経済統計(見込み)を発表した。同日の香港メディアによると、第4四半期の実質域内総生産(GDP)伸び率は前年同期比で4.8%となり、第3四半期の同5.5%からは減速。ただし4期連続のプラス成長となった。前期比では0.2%。21年通年のGDP伸び率は6.4%となる。個人消費の前年同期比伸び率は第3四半期が6.8%、第4四半期が6.8%、通年では5.7%だった。輸出総額の前年同期比伸び率は第3四半期が14.2%、第4四半期が13.3%、通年では19.0%だった。政府報道官は「新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の抑制や労働市場の改善、電子消費券支給によって個人消費とが回復し、昨年の経済は強く反発し、特に下半期は顕著だった。しかし観光客の来港が依然封鎖されているため、引き続き経済回復の足を引っ張る」とコメントした。
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